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花粉症について

いまや国内でも多くの人が花粉症にお悩みです。 花粉症はアレルギー体質の人が花粉に繰り返しさらされると、体内に花粉に対する抗体(IgE抗体)が沢山つくられ、アレルギーを引き起こす細胞に結合します。

この抗体と細胞が結合した状態で、花粉が体内に入ってくると、くしゃみ・鼻水・鼻づまり・目のかゆみなどの原因となる物質が放出され、花粉症が起こります。


武蔵野皮フ科クリニック 花粉症



花粉症の治療

薬による花粉症治療

症状がでる前に薬を服用することで、花粉症の予防を行います。

花粉症の症状がでるおよそ、2~3週間前から「抗ヒスタミン薬(抗アレルギー薬)」を飲んだり、点眼薬(目薬)や点鼻薬を使います。

最近の第二世代とよばれる抗ヒスタミン薬は、眠くなりにくく、服用が1日に1度でよいのが特徴です。鼻のつまりが酷い時は、ロイコトルエン拮抗薬やトロンボキサンA2拮抗薬など、薬を併用することもあり、つらいアレルギー症状に効果が期待できます。

点眼薬や点鼻薬は、抗ヒスタミン薬のほか、局所ステロイド薬を使用します。ステロイドと聞くと驚かれる方もいらっしゃるかもしれませんが、強力なステロイド剤を使用するわけではありません。また副作用の少ない有効な治療法で、直接、アレルギー性炎症をコントロールすることが可能です。



花粉症の予防

花粉症は、治療の他に日常生活でのケアも、アレルギー症状の緩和に効果が期待できます。



花粉の回避


辛いアレルギー症状を抑えるために、できるだけ花粉などの抗原を避けることが基本です。


  • 花粉の多い日は外出を控える
  • 花粉症用のマスクやメガネを使用する
  • 帽子などで髪の間に入る花粉を防ぐ
  • ニットなどの花粉が入りやすい素材を避ける
  • 帰宅時に手洗い、洗顔、うがいなどの他に衣服の花粉も払う
  • 掃除機の他室内の拭き掃除も行う
  • 洗濯物やふとんは極力外に干さない
  • 空気清浄機、加湿器などを取り入れる
  • 栄養バランスのとれた食事を取る


これは花粉症だけでなく、アトピー性皮膚炎などの他のアレルギー疾患にも言える事ですが、ストレス、睡眠不足、疲れ、多量の飲酒などは症状を悪化させる要因になりますので、普段から規則正しい生活を送ることをおすすめ致します。



花粉症の注射 保険診療

花粉症やアレルギー対策に ヒスタグロビン注射とノイロトロピン注射を行っております。



こんな方に有効です



  • 内服や点鼻・点眼剤で治りにくい方
  • アレルギー性皮膚炎(蕁麻疹・アトピー性皮膚炎など)
  • アレルギー性鼻炎


【有効成分】


ヒスタグロビン

体内でアレルギー反応をおこすとされている「ヒスタミン」の抗体となり、アレルギー反応でヒスタミンが生じても反応を抑える事が出来ます、またステロイド注射とは違い副作用が極めて少ないことが特徴です。慢性的な花粉症でお悩みの方には非常に有効な治療法です。


ノイロトロピン

花粉症のくしゃみ・鼻水・目のかゆみなどの幅広い症状を鎮静化、花粉症などのアレルギーの他、湿疹・蕁麻疹など各種皮膚疾患によるかゆみにも効果があるため、原因が判らない皮膚のかゆみにも安心して使用できます。


花粉症注射の治療頻度


対象者 治療頻度 合計回数
大人 週1回~2回 合計6回
小児 週1回 合計6回

※効果には個人差があり、効果発現は緩徐で、注射開始後3~4週間を要します。
そのため、シーズン前に始めることで、体内でアレルギー反応が起き、ヒスタミンが放出されてもヒスタミンの発現を抑制しているので、アレルギー症状を弱めることができます。

※効果を維持するためには3~4か月ごとに1回の注射を反復。

※当院では13歳以上を対象としております。